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空想と妄想の境界線
前項で、私が妄想をするようになったきっかけをお話しさせていただきました。前項でもちょっと書きましたが、私がするのは[空想]ではなく、あくまでも[妄想]なんです。(笑)実は[空想]という言葉は、どちらかというと嫌いなほうの部類に入るかもしれませんね。。世間では似たような言葉に思われていても、私の中では空想と妄想はまったく別ものなんです。(笑)
私が思う[空想]とは、、、ひと言で言ってしまえば、=(イコール)メルヘンなんですよね。。清らかな心を持った少年少女が未来や希望に向かって想いを馳せる・・・。そんなイメージです。
残念ながら私はメルヘン、嫌いです!(笑)イタイケな少年少女が頑張って何かを成し遂げるような物語、、大嫌いです!(笑)
どうも苦手なんですなぁ、、あの“あまあま感”。“爽やか根性感”。。私みたいにひねくれた人間は、どうも鼻に付いて仕方ありません。(笑)まぁ、あんまり具体的には言えませんが、例えば、ジ○リとか、、ハ○ー・○ッターとかね、、まず見ません。あ、あと“きれいに・正しく”っていうのも苦手だなぁ。。どうも、私の中には「そんなキレイな話、つまんねぇよ。」だったり「そんなことする子どもなんて、かわいくねぇよ。」という思いが根底にあるようです。
じゃぁ、私が思う[妄想]とはどんなものか、、、それは日常であり、実際であり、ロマンなんですね!(アホか!笑)一般的に言えば、妄想というとちょっとアヤしい意味合いで使うことが多いかもしれません。ですが、私はちょっとちがうんですよね。。何て言うんだろうなぁ、、“夢や希望とは別の、雑多な想い”?? 例えば、「あー、腹減ったなぁ、昼めし何食うかなぁ。。今日もラーメンか。。ラーメン、鍋で煮るの面倒くさいなぁ。。全部まとめてどんぶりに入れてチンしたらできないかなぁ。。」だったり、「俺、普通にしゃべったらもっと面白いのになぁ。。」(マジか!?)だったり、要は、しょうもない・胸を張って人に言うほどでもない[雑想]とでも言うんですかね。。そりゃあ、私だって子どものころは夢と希望に満ちた[空想]もしてたでしょう。でも、40何年も生きていれば、けがれていくんですかねぇ、、夢や希望なんていうものはおよそ縁遠いものになってしまいました。
前項のシミュレーションの話も、決して[空想]ではないですよね。。空想をしていたら、絶対シミュレーションにはなりません。決してメルヘンチックにならずに突飛な発想をする、、やっぱり[妄想]に近いです。(笑)
問題は、タイトルにあるようにその境界線です。日ごろは、ほぼほぼ妄想しかしない私ですが(笑)、時どき“不覚にも”空想に走ることがあるのです。それは例えば、きれいなものや爽やかなものに触れたとき、または満足感や清々しい気分を味わったときなど、ついつい夢や希望といった“きれい”な方向に行ってしまうようです。そんな時は慌てて“おお、いかんいかん”って打ち消すわけです。(笑)
私の場合、空想はあとで「そんなことはねーよ。。」って虚しさでちょっと気分的に落ちるんですね。。話があまりにも遠すぎるんですかね。。いつも最後は「ないない!」と言って終わります。(笑)反対に妄想は、なぜかポジティブな気分になるんですよ。。話がより身近な分、イメージもしやすいので「これ、アリだな!」と思うことが多いです。それに、、本当にしょうもない想像ってちょっとワクワクしませんか。(笑)
ひょっとしたら、そのへんが境界線になってくるのかもしれませんね。あることに対して想いを巡らせたときに、それで気持ちがヘコむかアガるか。。私の境界線はそこかな!
・・・と、今日も妄想するのでした。。