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ペットボトル
ひねってもひねっても!
最近ではもうすっかりおなじみのペットボトル飲料ですが、これまたキャップを開けるのに非常に難儀します。
★私の場合
例えば、私がペットボトル飲料を飲むときには次のような手順でキャップを開けます。
- 床に座っている状態でボトルをヒザではさむ。
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- 思い切りキャップをひねる。
(本人は力いっぱいひねっているつもりなのだが、全然回らない・・・)
- 2でキャップがゆるまない時は,ボトルを床に横にして踏むようにしてヒザではさみキャップをひねる。
キャップの種類にもよるのだが、種類によっては”カチッ”とプラスチックが切れるまでひねっても中身が漏れないものがあるので、そのままひねる。
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- ”カチッ”という前に漏れてしまうキャップの場合は、再びボトルを立ててひざにはさみ、あける。
- そのときによって力が入るときと入らないときがあり、どうしても”カチッ”といわないときは、プラスチックのミシン目(ん?あそこの部分何て言うんだろう?)にはさみなど尖ったものを押し込んで無理やり切ってしまう。
ペットボトルのキャップは本当に難儀します! 私は性格はひねくれているわりには”ひねる・まわす”という動作が苦手なので(・・・)、夏場などにはせっかくキンキンに冷えていたジュースがキャップが開いていざ飲もうとなるとすっかり温くなってしまっています。温いジュースってちょっと飲みたくないですよね!
★原因は?
いくつか原因が考えられます。
- キャップの形状と種類
キャップの周囲にはすべり止めのギザギザが付いているが、それでもすべってしまう。また、キャップの種類も2種類あり一方(図左側)は少しあけただけで中身が漏れてしまい余計にすべりやすくなる。
キャップの形状
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- ボトルの形状
ボトルの形状も丸・四角・六角などいくつかの種類があり、四角や六角はヒザではさんでも固定できるが丸いものはキャップをひねると一緒に回ってしまう。そのときは少し強くはさみ変形させて固定するが、力を入れすぎるとキャップがゆるんだ時に溢れてしまう。
- 開ける途中で中身が漏れてしまう
結果、手が濡れてしまいすべる。また、床や服が汚れてしまうこともある。
★どう改良したらいいか(提案)
- キャップのギザギザをもっとはっきりさせる。
ギザギザの山をもっと大きくすれば、すべらなくなるのではないか。ただ、あまり山が尖っていると痛いので必要以上に尖らないようにする。
→一部、ギザギザが大きいものが出てきましたね。やはり、ギザギザが大きいとグリップ力が強いので私も開けやすいです。
下の写真はギザギザを強調するように加工してみたのですが、それでもちょっとわかりづらいですね。(汗)(2019年7月 追記)
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- キャップにすべりにくい素材を使用する。
リサイクルには問題があるが、例えばゴムのようなものを巻くなど。
- キャップに一ヵ所(もしくは数ヵ所)でっぱりをつける。
例えば、水滴(丸型の一方を尖らせたような)の形やT字にするなど。
- キャップの封の方法を変える。
現在のラベル部分のビニールをキャップの部分に持ってきて封にし、これまでのミシン目を切る方式をやめてただのスクリューする。こうすることによって必ずビニールをはがすことになるので、リサイクルもスムーズになるのではないか。
- スクリュー式ではないキャップにする。
- 自助具を使う。
例えばこんなものがあります。
”キャップとるぞう”と”キャップオープナー”
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現在、私はこれを使っています。これを使うようになって、随分と楽に開けられるようになりました。(残念ながら、販売停止になってしまいました・・・。)
(詳細は[自助具バカ一代:ボトルオープナー]を参照)
最近では他にも検索してみると、100円程度のものからワンタッチ電動式のものまで様ざまな種類があります。自分に合った形状を探してみても面白いかもしれません。
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★追加情報 (03/12/04)
まずは下の写真を見てください。
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よく見るとキャップが閉まったままのペットボトルにストローがささっています。もちろん、無理に穴を開けたわけでもありません。これは一体どういうことでしょうか・・・。
CMですでにご存知の方も多いかと思いますが、これは新発売のキャップにストローを挿して飲むコーヒー飲料です。私は初めてCMを見たときにまさに目からウロコが落ちろ思いでしたね!だって、キャップにストロー挿しちゃうんですよ!”俺の発想力もヒンコンなんだなぁ”と改めて思い知らされました。このキャップは何がありがたいかというと、上で散々”開けずらい”だの”ひねるのが大変”だの書いていたことが一気に”解決”とまでは行かなくても、その作業をしなくて良くなるという点です。やはり”ひねる”動作と”下に押す”動作であれば、どう考えても後者のほうが楽ですし、できる人が増えるはずです。詳しく見ていきます。
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このようにキャップにはシールが貼られています。
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さらに、ペットボトルなのにストローが付いています。
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シールをはがすと、このようになっており、中心の窪んだところにストローを指します。プラスティックにストローを挿すので少し力が要るかと思いましたが、挿す部分のプラスティックは薄くなっており、紙パックに挿す程度の力で挿すことができます。この一連の作業を私は一分程度でできました。これまでのキャップでは少なくても五分以上かかっていたのでたいへん楽です。ストローを挿して飲むという点では紙パック飲料と似ていますが、大きく違うのはボトルを強く握っても中身が吹き出さないという点です。紙パックの場合は持ち方にも注意が必要だったり、力の加減が難しい人は持てないということもありましたが、このボトルは少しぐらい強く握っても安心して飲むことができます。
またキャップが大きく開いていない分、万一ボトルを倒してしまってもこぼれる量は少なくて済み周囲をあまり汚しません。
もちろん、問題がないわけではありません。ペットボトルの大きな利点でもある何度も密閉できるという点も、できなくなってしまいましたし、ストローも先のとがった・ある程度固いものでないとささりません。さらに、この方法は300mlや500mlなどの飲み切りサイズのボトルにしか使えません。
とはいえ、これまで1種類しかなかったペットボトルのキャップに新しい開け方が加わったのは、多様性という面でも良いことだと思います。この方法によって扱いやすくなった人は多いはずです。
この商品・・・。
発想は斬新だったんですけどね。。。やはり、何度も密閉できるというペットボトルの一番の利点が損なわれるという・・・ちょっと“やり過ぎた感”のせいか(どうかはわかりませんが)、残念ながら販売終了になってしまいました。
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