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包丁とまな板
 続いてご紹介するのは[包丁とまな板]です。実は私は小さい頃から料理に興味がありまして、よくお隣さんの女の子とままごとをしていました。その後も、家では母の料理を見ていたり時には弟とホットプレートでホットケーキを作ったりしていたのですが、だんだん生意気な年頃になってくると料理以外に興味を持ち始め、いつしか縁遠いものになっていました。
 ところが一人暮らしを始めるとなると、一番に食べる心配をしなければなりません。選択肢として、ヘルパーさんに作ってもらったり、出来合いのものを買って食べるという手もあったのですが、せっかく一人暮らしをするのですからやはり料理にも挑戦したいという想いはありました。ただ、料理というのは作業的にはとても複雑ですし、火と刃物という二大危険因子があります。おまけに何かあっても一人で対処しなければなりません。はじめは私も親もちょっと無理かもなーと思っていたのですが、例によってネットでいろいろリサーチ(リサーチだって!)してみたところ、私にも使えそうな道具がさまざまあることがわかりました。
★これが私の[包丁とまな板]です。

   包丁とまな板 全体図1   包丁とまな板 全体図2   包丁 刃先の切れ込み(クリックで拡大)
 パッと見てまず“まな板のあの棒は何だ?” ”包丁のあの切れ込みは何?”と思われた方もいるかと思いますが、実はこれがミソなんですな。このセットの、ま、ウリと言っちゃなんですが、手の力が弱い人や手に震えのある人でもまな板の棒に包丁の切れ込みを差しこむことで安定して物を切ることができますし、かたい野菜などを切るときにも、あまり力を入れずにてこの原理を利用して切ることができます。また、わたしのように不随意運動がある人は包丁を振り回したり飛ばしたりすることもないので自分も周りにいる人も安全です。(そういえば、昔家庭科で調理実習をやった時、私が包丁を持つと先生に“タケが包丁持ったからみんな離れろ!”なんて言われたもんでした。というか、よく包丁使わせたなぁ。)もちろん普通に手が使える人でも普通に使えます。

   包丁の切れ込みをまな板のガイド棒に差し込んだ図   包丁の切れ込みをまな板のガイド棒に差し込んだ図 アップ(クリックで拡大)
 ただ、私の場合は例によって本来の使い方をしていません。しかしまな板のあの棒は非常にありがたいです。ちなみに私はこんな使い方をしています。

   まな板のガイド棒に玉ねぎをおさえつけて切る様子   包丁の切れ込みをまな板のガイド棒に引っかけて切る様子(クリックで拡大)   動画はこちら
 私は片手しか使えないので切る物を抑えることができません。そんなときにこの棒に押しつけて切ります。ま、私の料理は[ガッ]・[ザッ]・[ジャー]みたいな料理なので(長嶋か!)肉も野菜も大雑把に切れればいいので十分これで助かっています。また、かたい野菜などを切るときには包丁の先をまな板の棒に差し込まずにチョイと引っかけて、てこの原理を利用して切っています。

★弱点は肉!
 構造上しょうがないと言えばしょうがないのですが、棒に包丁を差し込んだ場合、肉や魚は切ることができません。私も自分でやってみて初めてわかったのですが、肉や魚は包丁を前後に動かさないと切れないんですね。棒に差し込んでしまうと上下にしか動かせないので、野菜は切ることができても肉や魚は切ることができません。 ・・・そうか、あの棒を固定しないで前後に動くようにすればいいのかな。。
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