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一時的なブームだっていいじゃん。

 UDを研究している方の中には、「一時的なブームでは困る」という方もいらっしゃると思います。しかし私は例えそうだとしても、それでいいと思うのです。もちろん、「ブームだから」と軽くあしらわれては困りますが、逆にブームということで多くの人に興味を持ってもらったり、ただのブームでそれが一時的でも、その分研究開発が進めばそれは意味があるのではないかと思うのです。第一、UDという言葉があると知ってもらえるだけでもブーム様様です。本来、”モノ”というのはニーズが無ければ洗練されていきません。ニーズがあって初めてその”モノ”に対しての評価があるのたと思います。だからまずはある程度のニーズを生み出さなければ”モノ”としての価値も生まれてきません。その手段としても”UDブーム”を利用しない手はありません。
 また評価という点でも、例えばものすごく想い入れのある人の評価と、ブームにただ乗っかっただけの人の評価とでは果たしてどちらが”一般的”でしょうか。私は明らかに後者だと思います。UDを使う側にははなから何の想い入れも無いはずです。そんな中で、たまたま手にとって使いやすかったのが実はUDだった。それが本来の”ニーズ”になっていくのではないでしょうか。
 そういう意味で、私はUDブーム大歓迎です。”ブーム”という言葉の好き嫌いはともかく、それによって少しでも暮らしやすくなるのであれば、あえて反発する必要も無いはずです。
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