ライスカレー

ライスカレー

　昔、カレーライスとライスカレーは何が違うかという話でよく盛り上がっていました。なんだっけ、、ごはんが下でルーが上だとカレーライスで、その逆がライスカレー？？　ごはんとルーが上下なのがカレーライスで左右だとライスカレー？？　・・・いろんな説がありました。今はライスカレーなんて言葉も無くなっちゃいましたけどね。

　そういう意味で言うと、私が食べるカレーは、ほとんどが“ライスカレー”です。ヘルパーさんが来ない土日に食べることが多いのですが、私の場合、まずレトルトカレーを皿にあけてチンをして、その上に冷凍してあるごはんを温めて乗せます。そう、ルーとごはんの上下が逆なんですね。それは何故か・・・。理由は簡単で、この方が作業的に簡単だからです。
　“カレーライス”の場合、まず、ごはんを温めて皿に盛り、その上にカレーをかけてまたチンします。これは、まぁフツーのやり方ですよね。
　初めのころは私もそうしていました。ただ、このときは冷凍のままのごはんにカレーをかけてチンしていたんです。これだと、カレーが温まってもごはんの中心部分がまだ凍ってるんですね。。かといって、ちょっと長めにチンすると今度はカレーが煮詰まってカピカピになってしまって、どうも良い具合にはなりませんでした。そこで考えたのが、ごはんとカレーを別々に温める方法です。そうなると、“ライスカレー”のほうが楽なんですね。。それに、ごはんが盛ってある皿にカレーをあけるより、なにもない皿にあけるほうが私は作業的に楽なのです。

　カレーに限らず、丼ものやスパゲッティのミートソースなんてのも逆が多いですね。親子丼やカツ丼は具だけをヘルパーさんに作っておいてもらって、食べるときにごはんを温めて乗せます。丼ものって、具のつゆがごはんにしみるからおいしいんですが、ごはんが上だと全然つゆがしみてこないんです！なので、食べ方にもちょっと工夫が要ります。
　丼ものだったら、まとめてガッといきたいところですが、ごはんが上だと一口目味がなくて、なんだかスカされた感じになります。そこで、ちょっとずつ混ぜて食べるのですが、これだとガッといけません。どうしてもガッといきたいときは、最初から全部混ぜてからいきます。私は全部混ぜてから食べても全然大丈夫なんですが、それが許せない人にはあり得ない食べ方でしょうね！（笑）

　“胃袋に入っちゃえばみんな同じだよ”と言われそうですが、食に対するデリカシーも無くしちゃいかんですわな。。
　でもさぁ、、つい楽なほうを選んじゃうんだよなぁ・・・。