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実際に紙ストローを使ってみました。

 さて・・・。 一連のプラスチックストロー問題ですが、案の定、社会的なムーブメントになってきてしまいましたね。
 今やコンビニからファミリーレストラン、アミューズメント施設まで『廃止!廃止!』の大号令です。 なんだろう、そうやって言ったほうがイメージが良いんでしょうかね。。(笑)[環境に配慮]なんて言いつつ、違った思惑を感じてしまうのは私だけでしょうか。廃止を発表した企業のニュースを聞くたびに、どんどん不安になります。
 でもね、、そうやって不安ばかりを言っていても話が進まないので、今しきりに推奨されている紙ストローを実際に使ってみようと思います。実は大昔(確か30数年前だと思いますが)、一度お隣さんの家に遊びに行ったときに、紙ストローを出してもらって使った記憶があります。コラムでも書いたように、使っているうちに吸い口がすぐ潰れてしまってなかなか元に戻らなくて苦労した覚えがあります。
 まぁ、、あれから何十年も経っているし、素材も製法も進化していると思うので、改めて試してみたいと思います。

★今回用意したストロー
紙ストローのパッケージ 表面  紙ストローのパッケージ 裏面  紙ストローのパッケージ 上部拡大(クリックで拡大)
直径6ミリ 長さ19.5センチ  20本入り¥108 楽天市場でほかの商品と一緒にすべてポイントで買いました。(汗) 私が調べた中ではおそらく最安です。(プラスチックストローも買ったのですが、値段は紙の1/4です。)
  • 印象
     まず、パッと見「細っ、」って思いましたね。 楽天で写真を見るともう少し太く見えたので、実物を見ると細く感じました。ただ、実際にプラスチックストローと並べてみると太さはほぼ同じですね。
     硬さや張りについては、もっとペコペコしているのかと思っていたのですが、しっかり硬くて多少指で押してもへこむことはありませんでした。

    紙ストローの拡大図  紙ストローとプラスチックストローの太さの比較(クリックで拡大)

  • 感想
    • 使い心地
       やはり材質が違うので、ひと口目は違和感がありましたね。。プラスチックストローの場合は弾力があって多少噛んでしまっても戻るのですが、紙ストローは噛んでしまうと、そのまま潰れてしまうので飲むときに気を使います。(笑)

    • 飲みやすさ
       ストロー自体の飲みやすさは同じですが、 紙ストローは折り曲げるためのジャバラがないんですよね。。私はどちらでも大丈夫なのですが、曲がらないと飲みづらい人もいるので大変かもしれません。

  • 検証
    • 飲めた?
       とりあえず、飲むことはできました。・・・2、3口までは。(笑)それ以降は紙がふやけてしまって飲み口が潰れてしまい、吸うのに苦労しました。正直、冒頭でも書いたように材質や製法で進化したかなとちょっと期待したのですが、残念ながら三十数年前とさほど変らずといった感じでした。
       今回、ちょっと発見したのですが、口周りがスムーズに動かせる人っていうのは唇だけでストローを支えて吸ってるんですね。私みたいに口周りに障害がある人はストローを前歯の奥まで2、3センチ入れて、歯で少し噛みつつ舌と上あごで挟んで、それで唇で吸うと!(うーん、、わかるかなぁ。。)だから余計に潰れやすいのかもしれませんね。前者のような人はもしかしたら、何の問題もなく使えるのかもしれません。なんか、とっても皮肉ですよね。。後者のような人はコップで飲めないからストローを使っているのに、そのストローも使いづらいなんて・・・。

    • 柔軟性、折れたら?
       柔軟性はほぼありませんね。。ちょっと力を加えると折れてしまいます。一度折れてしまうと、そこがクセになってしまいます。
      折れた紙ストロー 全体図  折れた紙ストロー 折れ部分拡大図  折れた紙ストローを伸ばしたもの(クリックで拡大)

    • 耐久性、潰れ復活、熱、弾力
       やはり紙ということもあって、一度濡れるとどうしてもふやけてしまって、もろくなりますね。ただ、私が使った限りでは歯で噛んでも、ちぎれたり破れたりはしませんでした。
       潰れは自力では戻りません。私の場合は指でつまんで戻すのも厳しかったです。弾力・・・、うーん、、無いっすね!(笑)
       熱については、電気ポットで沸かしたお湯に30分間浸けてみましたが、ふやけ具合については常温の水と変わりませんでした。ただ、長時間液体に浸けていると、飲むときにちょっと押すと液体の中でふやけた部分が折れることがあります。
       それと、これはちょっと主観も入っているかもしれませんが、若干紙のニオイが移っていたかなと感じました。まぁ、今回はただのお湯で試したので、コーヒーやお茶だと気にならないかもしれません。熱に関してはプラスチックストローもあまり強くはないので両者、向き不向きありますね。

    • 洗える?
       試しに一度使ったものを洗って、一日乾かしてみました。硬さというか張りは使用前と同じ程度に戻っていましたが、やはり「潰れ」や「折れ」は戻りませんね。(ま、当然と言えば当然なんですけどね。)
      一度洗って乾かした紙ストロー 全体図  一度洗って乾かした紙ストロー 飲み口拡大図  一度洗って乾かした紙ストロー 飲み口断面  一度洗ったものと新品の断面の比較(クリックで拡大)

       そして実際に洗ったものを使ってみましたが、ひと口吸った瞬間に潰れてしまいました。(笑)

       さらにもう一度、洗ってみました。さすがに乾いてももうペコペコです。表面もボロボロになってしまいました。
      二度洗って乾かした紙ストロー 全体図  二度洗って乾かした紙ストロー 飲み口拡大図  二度洗って乾かした紙ストロー 表面がボロボロ(クリックで拡大)

       プラスチックストローの場合は洗ってもすぐ使えるのですが、紙ストローは洗ってしばらく乾かさないとフニャフニャで使えません。まぁね、、作っているほうも、まさか洗って使うとは普通思いませんわね!(笑)かと言って、牛乳パックのように防水加工にしたら、さらにコストがかかってしまいます。だいたい、そんなことできるのか??

    • 長さ
       当然のことながら、ペットボトルには全然長さが足りませんね。コップで飲む場合や缶飲料は十分足りています。(いや、当たり前だろう!笑)
       今回のものは長さが19.5センチでしたが、ネットで調べてみてもどうやらこの辺りが最長のようですね。。私は座高が高いので、少しかがまないといけません。
      紙ストローとプラスチックストローの長さの比較  紙ストロー、ペットボトル、缶飲料 長さの比較(クリックで拡大)

    • コスト
       これねぇ、、 コスト的には結構厳しいですよ。(笑)今回、最安のものを選びましたが、それでも1本約5円です。私の場合、日に5、6回使うとして、30円ですか。。月にすると約900円、×12で10800円・・・!? ヒャーーーっ!!って感じですよね。本数にすると約2160本になります。
       ちなみに、プラスチックストローの場合は今回買ったものだと、1本約 1.4円、私の場合は洗って一週間は使いますから(汗)月に5本で7円。×12で60本、84円!・・・やぁ、、改めて計算するとすごい差ですね。

    • 手に入りやすさ
       今回、この検証をするにあたって、まず紙ストローを手に入れるために近くのスーパーやホームセンターに行きましたが、どこも置いていませんでした。仕方がないので、冒頭でも書いたように楽天市場で探して手に入れました。
       手に入りやすさという点で言うと、少し難ありかもしれませんね。紙ストローは今は日用品というよりは、嗜好品的な、、言わば“おしゃれ道具”というような立ち位置のものなので、スーパーやホームセンターには置いていないのかもしれません。となると、雑貨屋さんになるのかな。。通販で買える人はまだ良いのですが、その手段を持たない人は商品を探すのに苦労するかもしれません。通販って言ったって送料はかかるし、場合によっては欲しいときにすぐに手に入らないこともありますよね。。

  • 総評
     うーーん、、、今回、もう少しポジティブなことが書けるかなと思っていたんですけどね。。かなり厳しい結果になってしまいました。
     ただ、プラスチックストローが本当にダメとなったときに、他の手段のひとつとして紙ストローのことを改めて知ることができたのは収穫でした。もちろん、「紙ストロー?OK、全然使えるよ!」っていう人もいれば、「ダメ、全然使えない。」っていう人もいると思います。(残念ながら私は後者でした。)これねぇ、、使ったことがない人は一度ぜひご自身で試してみてほしいですね。不思議な感覚ですよ!(笑)
     たしかに材質が紙である以上、そこまで強さや耐久性は求められないのかもしれません。ですが、例えばストローの形状や構造、製法などで工夫の余地はあるかもしれません。(「三角形と円筒はどっちが潰れにくいだろう?」とかね。 ・・・え?三角形? 飲みづらくないか?笑)
     絶対、紙ならではの良さってあるはずなんですよね。。

Check!



関連項目
コラム 長いストロー

コラム プラスチックストローを廃止!?

“マイストロー”を使ってみました。

紙パック飲料に付いている伸縮するストローや500mlペットボトルでも使える長いストロー

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